秋はハウスダストアレルギーの人にとってはつらい時期です。 ハウスダストはダニ、カビ、ペットの毛などから成る1㎜以下の軽くて空気中に舞い上がりやすい微細な粒子のゴミのことを言います。部家を掃除する際、その粒子が舞い上がるので特に注意が必要です。だからと言って部家を掃除しないでいると、さらににホコリがたまってしまい、アレルギー症状が出てしまうかもしれません。では、ハウスダストアレルギーの人が部屋の掃除を効果的かつ安全に行うためにはどうしたらいいでしょうか?
①保護具の着用
掃除を始める前に、アレルギー対策のために手袋、マスク、ゴーグルなどの適切な保護具を着用しましょう。これにより、ハウスダストの吸引や皮膚への接触を確保します。
②お掃除のタイミング
部屋のホコリは人が動くと舞い上がります。そのため、お掃除のタイミングは、朝一番に窓を閉めた状態で行うのがお勧めです。寝ている間に積もったホコリが舞い上がる前に、乾いたモップやドライタイプのフローリングワイパーで拭きとってから掃除機をかけましょう。いきなり掃除機をかけると掃除機から排気される風によりホコリが舞ってしまうからです。 汚れがある場合は水拭きかウエットタイプのフローリングワイパーで拭きましょう。もし、朝一番に掃除するのが難しい場合は、外出してから、帰宅直後もお勧めです。外出中にお掃除ロボットを使用したり空気清浄機を使用するのも良いでしょう。掃除機は様々な種類がありますが、できれHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルター付き掃除機がベストです。HEPAフィルターを備えた掃除機は、細かいハウスダストやアレルゲンをしっかりと吸引し排気風もクリーンです。また、 定期的にフィルターを交換または洗浄することも忘れないでください。
③お部屋の環境
ホコリやハウスダストは毎日溜まるので基本的には毎日掃除機をかけるのがいいでしょう。掃除機がけができない時はフローリングワイパーなどで乾拭きするだけでもハウスダストは減らせます。廊下や洗面所、トイレなど、狭く仕切られた場所はホコリが溜まりやすいので頻繁に掃除しましょう。テレビ台の上もホコリが溜まりやすいのですぐに拭けるようにしておきましょう。また、寝室のハウスダスト対策に注意を払いましょう。寝具を定期的に洗濯し、高温で乾燥させることでダニを除去します。また、防ダニカバーを使用してベッドや枕を覆いましょう。ダニの繁殖を防ぐために空気中の湿度を50%以下にすることを心掛け、部屋の湿度を正しく管理することも大切です。 カーペットやカーテンはハウスダストが溜まりやすい場所です。 カーペットの代わりにハードフロアを選ぶか、カーペットを敷く場合は洗えるタイプを選びましょう。さらに、 不必要な物を減らし、部屋を整理しやすくしましょう。開放的で清潔な環境を優先することがハウスダストを軽減させます。清掃後には室内に新鮮な空気を取り入れるために、窓を開けて換気を行いましょう。空気清浄機を使うのも有効的です。
まとめ
ハウスダストアレルギーの方は掃除をするのは大変ですが、ホコリやハウスダストを軽減するには掃除は必要です。適切な方法で清掃するなら自分でも清掃できます。しかし、個人でする清掃には限界がありますので、難しい場合はパイオニアサービスにご依頼下さい。フローリングの清掃やワックス掛けだけではなく、カーペットの洗浄清掃も行っております。また、清掃中に舞ってしまうハウスダストが気になる場合は、鍵をお預かりしてお客様の外出中に清掃させてもらうことも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。