ベランダの清掃

すぐに実践できる!簡単かつきれいになるベランダの清掃方法とは?

すぐに実践できる!簡単かつきれいになるベランダの清掃方法とは?

家中で雨風にさらされるベランダは、枯れ葉や蜘蛛の巣、鳥のフンといった自然的な汚れが付着する場所です。そのため通常の汚れとは少し違います。汚れ方が通常と異なれば、自ずと清掃方法や使用する洗剤も違ってきます。そこで今回は通常の汚れとは異なるベランダにこびりついたガンコな汚れを除去する、最適な方法などを詳しく解説していきましょう。

1.ベランダ清掃で最初にすることは?

ベランダ清掃で最初にすることは?

ベランダ清掃といえば洗剤をかけてデッキブラシでゴシゴシしてから水を流す、年末の大掃除となれば世のお父さんたちの定番メニューかもしれません。これらは間違いではありませんが、清掃する箇所は普段から雨風に晒されています。また排水口に落葉が溜まったり、砂や小さな粗ゴミなどが溜まったりしています。

ベランダ清掃において最初にやるべきことは、これらの除去です。とくに蜘蛛の巣除去から始めましょう。

なお蜘蛛の巣が形成される蜘蛛の糸は、複数種のアミノ酸の繰り返しで構成されるタンパク質から組成されています。このタンパク質は獲物である昆虫由来のもので腹部内にある、糸腺という袋状の器官内では、まだ液体として存在しています。 これが粘着力の原因です。そのため蜘蛛の糸は、手で取っても流水しても粘着力のせいで除去が非常に困難です。

そこで厄介な蜘蛛の巣除去の方法について、次に解説します。

2.ベランダの蜘蛛の巣除去方法

ベランダの蜘蛛の巣除去方法

粘着力の強い蜘蛛の巣除去に最適でお手軽な清掃道具は、ナイロン箒です。巣に対して箒を絡めるように除去します。ある程度箒の先端に蜘蛛の巣が付着すれば、それを手で取り除きます。これで殆どの蜘蛛の巣除去が可能です。

もちろんベランダだけではなく、壁面や天井などにも付着した蜘蛛の巣にも効果的です。ぜひともお試しください。

なお注意点は、決して水を使わないことです。蜘蛛の巣に水が付着すると余計に除去しにくくなります。濡れていないナイロン箒のみで、除去するようにしてください。

3.効果的なベランダ清掃の方法

効果的なベランダ清掃の方法

蜘蛛の巣など粗ゴミが除去できれば、次にベランダの床面清掃に移ります。ベランダの床にはさまざまな種類があります。ここでは一般的な塩ビシート(俗に言うゴツゴツした床材)を例にして、解説しましょう。

床面には砂埃や雨垂れ、鳥のフンなどの付着が考えられるため、全体的に水を撒いて床面を濡らします。この時お湯を使うと、さらに効果的になります。なお水を撒く時にマンションなどでは、格子の下から下階に水が漏れないよう注意は必要です。養生するなど考慮ください。

ベランダ全体に水を撒き終われば、次に洗剤を塗布します。洗剤は一般的な界面活性剤で、床洗い用のアルカリ洗剤などとくに指定はありません。デッキブラシでゴシゴシといきたいところかもしれませんが、ブラシで擦るにはデッキではなく洗車ブラシを使うことがポイントです。

ブラシの線が太いデッキブラシでは、どうしても細かな汚れが取れにくくなります。床面に付着した細かな汚れを除去するには、ブラシの線が細い洗車ブラシの方がよいでしょう。

ただし労力を考えれば、デッキブラシの方が断然に楽です。おすすめは洗車ブラシですが、どちらを使用するのも問題ありません。ご自身で判断し、より自分に合ったほうをお試しください。

4.ベランダ清掃洗剤、選定の裏ワザ

ベランダ清掃洗剤、選定の裏ワザ

最後に洗剤についてお伝えします。先ほど床洗い用の洗剤ならとくに問題ないとお伝えしましたが、ここで裏ワザをご紹介します。

皆さんは『サンポール』という洗剤をご存知でしょうか。グリーンのボトルが特徴的なトイレ用洗剤のことです。サンポールはその名の通り『酸性』の性質をもつことが、最大の特徴です。酸性の性質には物を溶かす力をもつ『塩酸』が、配合されています。これが汚れを落とすのに劇的な効果を発揮します。

しかしなぜトイレ用洗剤が、ベランダで効果が発揮されるのでしょうか。それはトイレと同じくベランダにも、雑菌やカビといった自然的な汚れが発生し、それを素早く除去出来るからです。ただし酸性のため、取り扱いには以下の注意が必要です。

4-1.塩素系漂白剤と併用しないこと

よくラベルに『混ぜるな危険』などの記載を目にするでしょう。アルカリ性の塩素系漂白剤と酸性のサンポールを混ぜてしまうと、化学反応が起こり有毒な塩素ガスが発生します。そのため『サンポール』は単独で使うと、覚えておいてください。

4-2.素手で触らないこと

塩酸を使用している『サンポール』は、手肌に触れないようにしましょう。容器自体が直接噴霧できるノズルとなっていますので、触れる可能性は低いかもしれません。しかし念のため手袋などを着用するとよいでしょう。

4-3.目に入らないようにすること

トイレ清掃と違ってベランダ清掃で使用する場合は、どうしてもゴシゴシと擦る清掃範囲が広くなります。そのため液体が飛散する可能性も高くなるでしょう。仮に目に入った場合、失明するおそれもあります。防護メガネなどを使用し、目に入らない工夫も必要です。

次に清掃方法ですが、ベランダに水を撒き『サンポール』を全体的に噴霧します。洗剤を塗るイメージです。少し時間がたつと水面に黒ずみ、汚れが浮き出ていきます。

これは雑菌やカビが繁殖したサインです。『サンポール』は塩酸を含んでいますので除菌効果が抜群で、結果的に噴霧するだけで雑菌の退治が可能となります。あとは洗車ブラシでゴシゴシと擦って水を流すだけです。

取り扱いには注意が必要となりますが、あくまでも裏ワザとして試してみてください。

5.まとめ

まとめ

今回はベランダ清掃についてお伝えしました。共働き家庭が多い中、ベランダまで清掃する時間がないという方も多いでしょう。その際は、兵庫県の神戸方面を中心に展開するハウスクリーニング会社「パイオニアサービス」をご利用ください。

ベランダ清掃以外にも、家庭内のあらゆる箇所の清掃を安価で実施いたします。ベランダ清掃を考えている方は、ぜひ「パイオニアサービス」にご相談ください。

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