エアコン清掃について

オフィスや店舗などの業務用エアコン!自分で清掃する手順と清掃の必要性を解説

オフィスや店舗などの業務用エアコン!自分で清掃する手順と清掃の必要性を解説

オフィスや店舗などにある業務用エアコンは、形状や大きさが家庭用とは異なるため清掃が大変なイメージはありませんか。
業務用エアコンでも部分的な清掃であれば、自分で掃除ができます。定期的にお手入れをすることで、カビや臭いは発生しにくくなります。プロによるエアコン清掃に頼るまでの間は、本記事で説明する清掃の流れを参考にぜひ定期的なお手入れをしてみてください。

1.業務用エアコンの清掃はなぜ必要?

業務用エアコンの清掃はなぜ必要?

仕事をされている方の場合、1日の大半をオフィスや店舗などの勤め先で過ごされるケースが多いのではないでしょうか。家庭用エアコンに代わり、運転能力の長けた業務用エアコンを設置されているところは多いかと思います。

事業の規模が大きければそれだけ保有する台数も増えるエアコンですが、清掃せずに放置した場合どのような問題が発生するのでしょうか。

1-1.カビや悪臭が発生する

エアコンのホコリ・汚れを放置しておくと、それらを栄養とするカビが繁殖し悪臭も発生します。エアコンを付けるとホコリッぽい臭いがする現象は、実はカビが原因であったという事例も多くあります。内部がカビだらけのエアコンを稼働すると悪臭が発生するだけではなく、カビの胞子をまき散らしてしまうことにもなりかねません。

1-2.電気代が高くなる

フィルターやエアコン内部にホコリや汚れが付いたままでいると、運転効率が落ちて余計なエネルギーが必要となり、結果的に電気代が高くなってしまいます。特にオフィスや大型施設の場合は業務用エアコンの設置数が多いため、清掃によってかなりの節電につながるでしょう。

1-3.故障の原因になる

エアコン内部にホコリや汚れが蓄積されていると機器に余計な負担がかかり、故障や寿命が短くなる原因になります。修理代や出張費などの費用が余計にかかることになるため、定期的な清掃はトータル費用を抑えることにもつながります。

1-4.健康被害をもたらす

カビやホコリだらけのエアコンが動けばカビ・花粉・ダニ・細菌などの「ハウスダスト」が部屋中にまき散らされ、絶えず呼吸する私たちの体にさまざまな健康被害をもたらします。代表的なものが「アトピー性皮膚炎」「咳ぜんそく」「鼻炎」「肺炎」などのアレルギー症状です。

カビを徹底的に退治するにはプロによる分解洗浄は必須です。日頃の清掃や冷房後の送風運転などで、カビやダニを寄せ付けない環境づくりを意識されるとよいでしょう。

2.業務用エアコンの清掃の仕方

業務用エアコンの清掃の仕方

業務用エアコンでもフィルターやエアコン外部であれば自分の手で清掃ができます。ただし、内部は非常に複雑な構造のため、プロが行うような分解洗浄は避けてください。思わぬ事故や機器の故障につながりかねません。

以下の手順に従って月に1回の清掃を心掛けましょう。

2-1.必要な清掃道具を準備する

まずは以下の清掃道具を準備します。清掃時にホコリが舞い上がるため、換気やマスク・ゴーグルなどもあった方がよいでしょう。

  • 掃除機
  • 歯ブラシ or スポンジ
  • 中性洗剤
  • タオル

2-2.エアコンのタイプを確認する

業務用エアコンは用途に合わせさまざまな種類があります。種類によって、フィルターの外し方など清掃方法が異なる場合があるので、事前に取扱説明書をチェックしてから行うようにしてください。

2-3.電源を切る

感電・漏電を防ぐため、清掃の前は必ず電源をオフにしてプラグを抜きます。

2-4. フィルターを外してホコリを取る

事前に確認した取扱説明書の記載通りにフィルターを外し、掃除機を使ってホコリを取り除きます。両面からしっかりと吸い取りましょう。

2-5.フィルターを洗浄する

次に歯ブラシやスポンジを使ってフィルターを水洗いします。しぶとい汚れには中性洗剤を使用し、優しく洗浄します。力を入れ過ぎるとフィルターが歪んでしまう恐れがあるため、注意してください。

2-6.フィルターを乾燥させる

洗浄後水切りしておいたフィルターを、風通しのよい場所で陰干しします。業務用エアコンのフィルターはデリケートな素材でできているため、変形の恐れがある天日干しは避けましょう。

2-7.フィルターを戻してエアコンを水拭きする

フィルターが完全に乾いたら、外した際と同じ手順で取り付けましょう。仕上げにカバーなどの機器の外側に当たる部分を水拭きします。落ちにくい汚れがあれば、中性洗剤を使って落としていきます。しっかりと拭き上げた後は、清潔なタオルで乾拭きをして仕上げます。

3.まとめ

まとめ

業務用エアコンは、フィルターやエアコンカバーなどの外側であれば自分の手で清掃ができます。定期清掃で機器をきれいに保つことで、エアコンの効きがよくなり電気代が抑えられたり、カビや汚れのない快適な空間を提供できたりと、清掃は事業を営むうえで非常に優先事項の高い項目です。ただし、カビや汚れを徹底的になくすためにはプロの手による分解洗浄が必要です。

当社「パイオニアサービス」は企業様のニーズにお応えし、単独依頼型の「オーダーメイドコース」と、トータルコストが抑えられる定期的な清掃を行う「定期清掃コース」の2種類を用意しています。さまざまな業界の企業様から依頼を受け、業務用エアコンをはじめとするあらゆる清掃を承っております。お困りごとがございましたら、ぜひ当社までご連絡ください。

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