フロア清掃について

床の汚れが気になったらどうする?フロア清掃のすすめをご紹介

床の汚れが気になったらどうする?フロア清掃のすすめをご紹介

オフィスの床をきちんとみたことはあるでしょうか。よく見ると隅にごみがたまっている光景や、こすっても落ちない汚れやごみが、目に入るのではないでしょうか。こうしたフロアの汚れは放置しておくとなかなか取れなくなるうえ、顧客や取引先の人がオフィスに来た際にあまりよい印象を受けません。今回は材質別のフロアの清掃方法について、解説をしていきます。

1.フロアの材質の種類

オフィスの床の材質はさまざまな種類があり、主にオフィスで使用されているものはふたつあります。

1-1.カーペット

フロアの材質の種類

タイル状のカーペットがオフィスフロア中に敷き詰められている形式で、多くのオフィスでみられる一般的な材質です。みなさんも一度は、この材質のオフィスフロアを見たことがあるでしょう。この材質はジュースなどをこぼした場合にシミになり、目立ちやすいものです。しかしその部分のタイルを交換できるので、手入れが楽なのも特徴です。

1-2.ビニール床

ビニールの床の場合には塩化ビニール素材のものが多く、オフィスのフロア以外にも、学校の玄関や階段などでもよく使用されています。この材質の床は水拭きができるため掃除も簡単で水に強く、デザイン性に富んでいるため、さまざまな種類のビニール床があります。その反面傷がつきやすいという欠点があり、床が濡れた状態で放置してしまうとカビの原因にもなるのです。

2.カーペットの汚れの種類

カーペットの汚れの種類<

カーペットの床の場合一般家庭のカーペットと同様、靴についた砂や泥・蓄積したほこりや髪の毛などが、カーペットにたまっていきます。見た目ではわからないような場合でも、細かいごみや汚れはたまっているものです。放置しておくとダニやハウスダスト発生の原因になります。

ダニやハウスダストが発生したまま放置しておくと、スタッフや来訪した取引先の人や顧客が、アレルギー症状に悩まされることもあるため注意が必要です。

2-1.カーペット清掃の方法

カーペットの清掃はまず掃除機をかけます。正しい掃除機のかけ方として、かならず一箇所につき2往復以上かけます。片側だけだとごみや毛に隠れたまま吸いきれない場合があるほか、一往復でも吸いきれないごみが出るのです。しっかりと往復させて、ごみを吸引していきます。

その後カーペットの毛に絡まって掃除機で吸いきれない髪の毛などのごみは、粘着クリーナーやガムテープなどを用いて、きれいに処理していきます。

また掃除機や粘着クリーナーだけでなく、中性洗剤を100倍に薄めたものを付けた雑巾で、拭き掃除をするとより効果的です。最後に水で濡らした雑巾で仕上げ拭きをすれば、完了です。もしポリッシャーをお持ちであれば、定期的にポリッシャーをかけると、さらにフロアを清潔に保てるでしょう。

3.ビニール床の汚れの種類

ビニール床の汚れの種類

ビニール床の汚れには、黒カビやごみやほこりなどによる黒ずみや、液体をこぼしたまま放置することによってできる黄ばみがあります。さらにテーブルや椅子の足についている滑り止め用のゴムの成分が付着することによる、ゴム汚染と呼ばれるシミがあります。そのほかにもヒールや油汚れによるシミなど、ビニール床の汚れの種類は多岐に及ぶのです。

3-1.ビニール床の清掃方法

ビニール床の清掃も、カーペットの床のときと同様にまずは掃除機をかけます。この後モップによる拭き掃除を行っていきます。しかしその前にほこりなどの大きいごみを、あらかじめ除去しておくとよいでしょう。

もし掃除機をかけずにそのままモップによる拭き掃除を行ってしまうと、ごみによっては汚れを余計に広げてしまうことになりかねません。

掃除機をかけ終わったら今度はモップを使用して、拭き掃除を行います。その際水で濡らしたモップでもある程度の汚れは落ちます。しかししつこい汚れや床のべたつきが気になる場合には、薄めた中性洗剤で濡らしたモップを使用すると、きれいに拭きあげられるでしょう。

ただし水分が多い状態でモップ掛けを行うと、転倒の危険や拭き跡のシミが残ってしまうこともあります。ある程度絞ってからモップ掛けを行うとよいでしょう。もしポリッシャーをお持ちであれば、最後の仕上げにポリッシャーをかけることで、さらにフロアを清潔に保てます。

4.まとめ

まとめ

フロアの清掃については、床の材質によって清掃方法が異なります。カーペットの床であれば、掃除機を2往復以上かけた後粘着クリーナーで残りのごみを除去しましょう。一方でビニール床の清掃は、まず掃除機をかけて大きなごみを除去し、その後モップを使用して床を拭きあげて完了です。ポリッシャーを使って仕上げをすると、よりフロアを清潔にできます。

フロアを清潔に保つには、ここまでしっかり清掃する必要があります。しかし繁忙期などでフロア清掃を行う時間が取れないような場合には、専門の清掃業者に依頼するのも有効な方法です。専門の業者であればフロアの清掃だけでなく、清掃後のワックス仕上げなどで、フロアをよりきれいかつ清潔に保てます。

「パイオニアサービス」ではフロアの清掃をはじめとし、トイレや窓ガラス・サッシなど、幅広いクリーニングを行っています。無料での見積もりにも対応可能です。もし気になった方がいましたら、お気軽に「パイオニアサービス」までお問い合わせください。

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